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2026/05/26

Bottega Venetaの汚れたCassetteが蘇る

Bottega Veneta「Cassette」が蘇るまでの修復ストーリー

イタリアの高級レザーブランド、Bottega Veneta。
その中でも特に人気を集めているのが、イントレチャートデザインを大胆に現代風へアレンジした「Cassette(カセット)」です。

ふっくらとした編み込みレザーと、上品で洗練された存在感。
ロゴを大きく主張しないにも関わらず、“一目でボッテガと分かる” 特別なバッグとして、多くのファッション好きに愛されています。

しかし、どんな高級バッグでも長年使用すれば少しずつ劣化していきます。

今回、革研究所札幌店へご相談いただいたCassetteも、かなり使用感が進行している状態でした。

長年使い込まれたCassetteの状態

汚れたBottegaカセット

お持ち込みいただいたバッグはブラックカラーのCassette。
ぱっと見ではまだ使用できそうに見えるものの、近くで確認すると様々なダメージが現れていました。

特に目立っていたのは、

  • 表面の擦れ傷
  • 角部分の色抜け
  • レザーの黒ずみ
  • 編み込み部分のシワ
  • ショルダーストラップの劣化
  • 全体的なツヤムラ

といった症状です。

Cassetteは柔らかいラムレザー系素材が使われることが多く、非常に高級感がある反面、摩擦や乾燥に弱い特徴があります。

そのため、

  • デニムとの擦れ
  • 雨や湿気
  • 紫外線
  • 手脂による黒ずみ

などが少しずつ蓄積し、気付けば全体が疲れた印象になってしまうのです。

特にイントレチャート部分は凹凸が多いため、汚れが入り込みやすく、通常のクリーニングだけでは綺麗になりにくい難しさがあります。

修復前に行う丁寧な状態確認

修復中のBottegaカセット

革研究所札幌店では、修復前にまず細かな状態確認を行います。

Cassetteは一般的なバッグと違い、編み込み部分の立体感が大きな魅力です。
そのため、単純に色を塗り直すだけでは本来の質感を損ねてしまう場合があります。

今回の修復では、

  • 革表面のクリーニング
  • 傷部分の下地調整
  • 色抜け部分の補色
  • レザー保湿
  • 全体の質感調整

を中心に施工方針を決定しました。

特に重要だったのは、“塗りすぎないこと”。

高級バッグ修復では、新品感を出しすぎると逆に不自然になってしまいます。

Cassette特有の柔らかな風合いを残しながら、自然に美しく見せるバランスが重要でした。

イントレチャート修復の難しさ

Bottega Venetaの修復で最も難しいと言われるのが、やはりイントレチャート部分です。

通常の平面レザーと違い、

  • 編み込みの谷部分
  • 革の折り返し
  • エッジ部分

などに細かなダメージが集中します。

さらにCassetteは、パッド入りで立体感が強いため、光の当たり方によって傷や色ムラが非常に目立ちやすい特徴があります。

そのため修復では、

「ただ黒く塗る」

のではなく、

「光の見え方まで計算して色を整える」

必要があります。

革研究所札幌店では、こうした立体レザー特有の陰影を意識しながら、少しずつ色味を重ねていきました。

修復後、Cassetteはここまで変わった

修復後のきれいになったBottegaカセット

施工完了後、バッグ全体の印象は大きく変化しました。

擦れて白っぽくなっていた角部分は自然なブラックへ戻り、乾燥していたレザーにも柔らかい艶感が復活。

さらに、イントレチャート部分に入り込んでいた黒ずみも軽減され、Cassette本来の高級感がしっかり戻りました。

もちろん完全新品ではありません。

ですが、“使い込まれた味” を残しつつ、清潔感と上質感を取り戻したことで、再び日常使いしたくなるバッグへと蘇ったのです。

お客様からも、

「買い替えを考えていたけど、また使いたくなった」

との嬉しいお言葉をいただきました。

高級バッグは「修復して使い続ける時代」へ

近年、Bottega Venetaをはじめとした高級ブランドバッグは価格高騰が続いています。

そのため最近では、

  • 気に入ったバッグを長く使う
  • 修復しながら愛用する
  • 思い出の品を残す

という考え方が非常に増えてきました。

特にCassetteのような人気モデルは、修復することで再び長く活躍できるケースが多くあります。

擦れや色抜け、黒ずみが気になり始めた段階でメンテナンスを行えば、状態悪化を大きく防ぐことも可能です。

もしお気に入りのBottega Veneta製品の劣化でお悩みなら、一度革製品修復専門店へ相談してみるのもおすすめです。

大切なバッグには、“買い替え” とは違う価値があります。

 

革のことなら何でも!

革研究所 札幌店

住所:札幌市北区北34条西3丁目1-7北34条ビル1F

電話番号:011-600-6858

営業時間:平日10~19時

修理対応エリア:北海道 札幌市全域エリア

皮研究所HP:https://sapporo-kawa-kenkyujyo.com/

革修理対応製品

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革鞄・バック

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店舗情報

革研究所 札幌店

代表者 城台 悦史
所在地 札幌市北区北34条西3丁目1-7北34条ビル1F
TEL 011-600-6858

対応エリア
北海道 札幌市全域エリア

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