革修理|【札幌】ソファー修理・財布修理・鞄修理なら革研究所 札幌店
革修理ブログ
2026/01/26
羊革のススメ

革製品といえば、牛革(カウレザー)や馬革(ホースハイド)、豚革(ピッグスキン)がよく知られていますが、実は“羊革(シープスキン)”こそ、日常の中で最も使い勝手が良く、長く愛用できるポテンシャルを秘めた素材です。
柔らかく、軽く、しっとりと手に吸いつくような質感は、一度使ったら忘れられない魅力があります。
しかし、羊革は牛革ほど知名度が高くないため、「羊革は弱いんじゃないの?」「高級品って本当?」という疑問を持つ人も少なくありません。
この記事では、羊革の基本から特徴、メリット・デメリット、どんな人に向いているのか、具体的な製品例まで、“羊革のすべて”を丁寧に解説します。
羊革(シープスキン)は、その名の通り羊から採れる皮革素材です。
羊には大きく分けて以下の2種類があり、革の性質が異なります。
一般的に市場で「羊革」として販売されるものは、①の成羊革が多いですが、「ラムレザー」「ラムスキン」と明記されている場合は②の子羊革です。
羊革の魅力は、単なる“柔らかさ”にとどまりません。
以下で、その特徴をくわしく解説します。
羊革の最大の魅力といえば、圧倒的な柔らかさとしなやかさです。
初めて触れた瞬間「えっ、こんなに柔らかいの?」と驚く人はとても多いです。
これは繊維構造に理由があります。
革ジャンやバッグを初日からストレスなく使えるのは、羊革ならではのメリットです。
牛革や馬革はタフですが重量もあります。
一方、羊革は驚くほど軽いため、
などの場面で圧倒的な使いやすさを発揮します。
特に女性向けバッグや長財布などに採用されるのはこの特性が大きい理由です。
羊革の表面はキメが細かく、自然な光沢があります。
クロム仕上げでも、タンニン仕上げでも、どちらでも美しく仕上がる素材です。
また、使い込むと独特の“しっとりした艶”が増していき、長く使うほど味が出るのも革好きにはたまらないポイントです。
羊はもともと保温性の高い毛を持つ動物ですので、革にもその特性が残っています。
などに使うと、薄いのにあたたかいという優れた特徴を発揮します。
これは牛革にはあまりないメリットです。
羊革は染料がよく染み込み、色のりが美しい革です。
など、牛革では難しい繊細な色も表現できます。
そのため、ハイブランドのレディースバッグに採用されることが多い理由はここにあります。

万能に見える羊革ですが、もちろん弱点もあります。
購入や製作に迷っている人は、この部分も知っておく必要があります。
羊革は柔らかく薄い分、傷がつきやすい素材です。
こうしたダメージが表面に出やすいです。
ただし、最近は加工技術の進化で表面を強化した「シープナッパ」「ラミネート加工のシープスキン」なども増えています。
羊革は繊維が密で染料が入りやすい一方、水に濡れるとシミになりやすい面があります。
雨の日に使う場合は、防水スプレーを使うのが必須といえます。
牛革より流通量が少ないため、羊革は価格が高めに設定されることが多いです。
特にラムレザーになると高級品扱いで、財布やバッグは2〜3割ほど割高になることもあります。
以下のタイプの人には、特に羊革のアイテムをおすすめできます。
「硬い革は苦手」「重いバッグは疲れる」という方には、羊革は理想的な素材です。
特にラムレザーは高級感が抜群で、
を求めるなら最適です。
牛革のライダースは“育てる楽しみ”がありますが、その分重く硬いです。
一方、羊革のライダースは
「買った瞬間から体に馴染む」
という感動があります。
レザージャケット初心者にもおすすめです。
羊革の軽さ・発色の良さは、ファッション性が高いアイテムと非常に相性が良いです。
どれも羊革と抜群にマッチします。
羊革は加工方法によって性質が異なります。
ここでは代表的な種類を紹介します。
最も一般的な羊革。
レザージャケットや手袋などに大量に採用されています。
子羊革の最高級品。
特に女性向け製品で大人気。
メリノ種の羊から採れる革。
メリノウールで有名ですが、革も非常に優秀です。
羊革を裏面で起毛加工したもの。
上品で柔らかな質感が特徴。
ブーツやバッグ、衣類に広く採用されます。
表革を残しつつ、中の羊毛を活かした素材。
など、保温性抜群のアイテムで人気です。

羊革は幅広い製品に使われています。
ここでは代表的なものを紹介します。
羊革製ジャケットは、
という圧倒的メリットがあります。
レザージャケット初心者には最もおすすめの素材です。
羊革は発色が良く、柔らかいため、
などとの相性が抜群。
高級ブランドの定番素材でもあります。
羊革の財布は、
という特徴があります。
ただし角スレには注意が必要です。
羊革手袋は大人気。
薄くても暖かいので、防寒性とファッション性を兼ね備えています。
ムートンブーツは羊革の代表例。
保温性が高く、冬の最強アイテムです。
羊革は扱いやすい革ですが、適切なケアをすればさらに寿命が伸びます。
水シミ対策として、使用前に必ず防水スプレーをかけましょう。
雨の日に特に効果を発揮します。
羊革は乾燥すると硬くなるので、月1回ほどの保湿が有効です。
を薄く伸ばすだけでOK。
羊革は日光に弱いため、保管は必ず
で行いましょう。
柔らかい羊革は変形しやすいため、保管時に紙や布を詰めておくと型崩れを防げます。
羊革の位置付けを明確にするために代表的な革と比較してみましょう。
|
特性 |
羊革 |
牛革 |
|
柔らかさ |
◎ |
○〜△(種類次第) |
|
軽さ |
◎ |
△ |
|
傷つきやすさ |
△ |
○ |
|
耐久性 |
△ |
◎ |
|
価格 |
やや高い |
手頃〜高級 |
|
発色 |
◎ |
○ |
総合すると
軽くて柔らかい → 羊革、
タフさ → 牛革
という棲み分けになります。
|
特性 |
羊革 |
豚革 |
|
軽さ |
◎ |
◎ |
|
柔らかさ |
◎ |
△ |
|
通気性 |
○ |
◎ |
|
強度 |
△ |
○ |
|
価格 |
高い |
安い |
豚革は実用性、羊革は高級感という違いがあります。
羊革は、
という特徴から、多くのユーザーに向いています。
一方で、
といった弱点もありますが、これらはケアや使い方で十分カバーできます。
特に最近は表面加工の進化により耐久性も向上しており、今後さらに注目される素材であることは間違いありません。

羊革は一度使えば「こんなに軽くて柔らかいのか」と驚かされます。
そのしなやかさ、発色の良さ、手に吸い付くような質感は他の革では代えがたい魅力があります。
どのカテゴリでも高い満足度を得られる素材です。
耐久性や水への弱さはあるものの、現代の加工技術や適切なケアで十分に補えます。
「上品で使いやすい革製品が欲しい」
「軽さと柔らかさを重視したい」
「初日から快適に使える革がいい」
そんなあなたには、羊革はまさに“ベストチョイス”です。
革研究所 札幌店
住所:札幌市北区北34条西3丁目1-7北34条ビル1F
電話番号:011-600-6858
営業時間:平日10~19時
修理対応エリア:北海道 札幌市全域エリア
![]()
革鞄・バック

革の鞄(カバン)のスレやキズの補修、変色、革の色を変える(カラーチェンジ)までお任せください。VUITTON(ヴィトン)GUCCI(グッチ)等の革ブランド品も修理可能です。
財布・小物

革財布(サイフ)、小銭入れ、キーケース等の小物全般の革のキズ、スレをキレイに修理いたします。CHANEL(シャネル)GUCCI(グッチ)等のブランド革小物の修理ももちろんOKです。
革靴・ブーツ

男性物の革靴、女性物のブーツ等靴の革修理(スレ・キズの補修)も可能です。思い出の有る革靴等の修理はお任せください。もちろん革靴の修理に関してもブランド靴の修理可能です。
革衣類

革ジャン、革コート・革のジャケット等革衣類の修理、補修もお任せください。部分的なスレ・キズの補修から、革全体の色を変える(カラーチェンジ)まで幅広く対応いたします。
ソファー・椅子

革ソファー・革の椅子の修理実績も多数ございます。痛み具合によっては革の張替えも可能です。カッシーナ(CASSNA)等のブランドソファー修理もお気軽にご相談ください。
自動車内装

自動車の革ハンドル・革シートの修理(リペア)も可能です。ベンツ・BMWなどの高級外車から、国産の自動車まで数多くの修理実績がございますのでお気軽にお問合せください。

代表者 城台 悦史
所在地 札幌市北区北34条西3丁目1-7北34条ビル1F
TEL 011-600-6858
対応エリア
北海道 札幌市全域エリア
当店の革修理は革の事を知り尽くした熟練職人が一点一点丁寧に修理・補修いたします。思い出の有る大切な革製品を安心してお任せください。また、ブランド品(VUITTON・CHANEL・GUCCI等)の革修理経験も豊富です。革のキズやスレの補修はお任せください。革修理の御見積やお問合せはもちろん無料です。