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2026/01/26

羊革のススメ

羊革のススメ 

~しなやかさと上質感を兼ね備えた万能レザーの魅力を深掘りする~

革ジャン

革製品といえば、牛革(カウレザー)や馬革(ホースハイド)、豚革(ピッグスキン)がよく知られていますが、実は“羊革(シープスキン)”こそ、日常の中で最も使い勝手が良く、長く愛用できるポテンシャルを秘めた素材です。
柔らかく、軽く、しっとりと手に吸いつくような質感は、一度使ったら忘れられない魅力があります。

しかし、羊革は牛革ほど知名度が高くないため、「羊革は弱いんじゃないの?」「高級品って本当?」という疑問を持つ人も少なくありません。
この記事では、羊革の基本から特徴、メリット・デメリット、どんな人に向いているのか、具体的な製品例まで、“羊革のすべて”を丁寧に解説します。

■ 1. そもそも羊革とは?基礎知識から理解する

羊革(シープスキン)は、その名の通り羊から採れる皮革素材です。
羊には大きく分けて以下の2種類があり、革の性質が異なります。

● ① 成羊(シープ)から採れる革

  • しなやかで柔らかい

  • 表面のきめが細かい

  • 薄くて軽い

  • ファッションレザーに多用される

● ② 子羊(ラム)から採れる革

  • さらに柔らかく、最高級の手触り

  • キメが非常に細かく、肌触りがシルキー

  • 高級ブランドのレディースバッグやグローブに多用される

  • 価格は高め

一般的に市場で「羊革」として販売されるものは、①の成羊革が多いですが、「ラムレザー」「ラムスキン」と明記されている場合は②の子羊革です。

■ 2. 羊革の特徴を深掘り:なぜ多くの革好きが魅了されるのか

羊革の魅力は、単なる“柔らかさ”にとどまりません。
以下で、その特徴をくわしく解説します。

● (1)極めて柔らかく、体に馴染みやすい

羊革の最大の魅力といえば、圧倒的な柔らかさとしなやかさです。
初めて触れた瞬間「えっ、こんなに柔らかいの?」と驚く人はとても多いです。

これは繊維構造に理由があります。

  • 羊革は繊維がきわめて細かい

  • 牛革より密度が高く、滑らか

  • そのため、薄く加工しても耐久性が保たれる

革ジャンやバッグを初日からストレスなく使えるのは、羊革ならではのメリットです。

● (2)軽量で、長時間使っても疲れない

牛革や馬革はタフですが重量もあります。
一方、羊革は驚くほど軽いため、

  • 長時間の持ち歩き

  • 通勤通学

  • 旅行

などの場面で圧倒的な使いやすさを発揮します。

特に女性向けバッグや長財布などに採用されるのはこの特性が大きい理由です。

● (3)表面の艶と高級感が美しい

羊革の表面はキメが細かく、自然な光沢があります。
クロム仕上げでも、タンニン仕上げでも、どちらでも美しく仕上がる素材です。

また、使い込むと独特の“しっとりした艶”が増していき、長く使うほど味が出るのも革好きにはたまらないポイントです。

● (4)保温性に優れ、アパレル製品に最適

羊はもともと保温性の高い毛を持つ動物ですので、革にもその特性が残っています。

  • スタジャン、ライダース、ブルゾンなどのアウター

  • グローブ

  • 革パンツ

などに使うと、薄いのにあたたかいという優れた特徴を発揮します。
これは牛革にはあまりないメリットです。

● (5)発色が非常に良い

羊革は染料がよく染み込み、色のりが美しい革です。







  • パステル系

など、牛革では難しい繊細な色も表現できます。
そのため、ハイブランドのレディースバッグに採用されることが多い理由はここにあります。

茶色のなめし革

■ 3. 羊革のデメリット:良いところだけではない現実

万能に見える羊革ですが、もちろん弱点もあります。
購入や製作に迷っている人は、この部分も知っておく必要があります。

● (1)耐久性は牛革より落ちる

羊革は柔らかく薄い分、傷がつきやすい素材です。

  • バッグの角スレ

  • 財布のフチの傷

  • 爪の引っかき傷

こうしたダメージが表面に出やすいです。

ただし、最近は加工技術の進化で表面を強化した「シープナッパ」「ラミネート加工のシープスキン」なども増えています。

● (2)水に弱い

羊革は繊維が密で染料が入りやすい一方、水に濡れるとシミになりやすい面があります。
雨の日に使う場合は、防水スプレーを使うのが必須といえます。

● (3)価格がやや高い

牛革より流通量が少ないため、羊革は価格が高めに設定されることが多いです。

特にラムレザーになると高級品扱いで、財布やバッグは2〜3割ほど割高になることもあります。

■ 4. 羊革はどんな人に向いている?おすすめポイントを明確化

以下のタイプの人には、特に羊革のアイテムをおすすめできます。

● ① 柔らかく軽い革が好きな人

「硬い革は苦手」「重いバッグは疲れる」という方には、羊革は理想的な素材です。

● ② 上品な質感の革を求める人

特にラムレザーは高級感が抜群で、

  • きめ細かい質感

  • 滑らかな肌触り

  • エレガントな雰囲気

を求めるなら最適です。

● ③ 革ジャンをすぐに馴染ませたい人

牛革のライダースは“育てる楽しみ”がありますが、その分重く硬いです。

一方、羊革のライダースは
「買った瞬間から体に馴染む」
という感動があります。

レザージャケット初心者にもおすすめです。

● ④ ファッション好き・女性ユーザー

羊革の軽さ・発色の良さは、ファッション性が高いアイテムと非常に相性が良いです。

  • レディースバッグ

  • 長財布

  • ミニウォレット

  • 手袋

  • 革ジャン

どれも羊革と抜群にマッチします。

■ 5. 羊革の加工方法と、製品ごとの違い

羊革は加工方法によって性質が異なります。
ここでは代表的な種類を紹介します。

● (1)シープナッパ(Sheep Nappa)

最も一般的な羊革。

  • 柔らかい

  • 滑らか

  • アパレルに最適

レザージャケットや手袋などに大量に採用されています。

● (2)ラムナッパ(Lamb Nappa)

子羊革の最高級品。

  • 上質で極めて柔らかい

  • 高級ブランドバッグで採用

  • 価格は高いが触り心地は別格

特に女性向け製品で大人気。

● (3)メリノシープスキン

メリノ種の羊から採れる革。

  • 高級衣料

  • しなやか、薄いのに強い

  • 高級手袋やライダースで人気

メリノウールで有名ですが、革も非常に優秀です。

● (4)スエード(羊革スエード)

羊革を裏面で起毛加工したもの。
上品で柔らかな質感が特徴。

ブーツやバッグ、衣類に広く採用されます。

● (5)ムートン(Shearling)

表革を残しつつ、中の羊毛を活かした素材。

  • コート

  • ブーツ

  • 冬の高級アウター

など、保温性抜群のアイテムで人気です。

革手袋

■ 6. 羊革製品の代表例:どんなアイテムが人気か?

羊革は幅広い製品に使われています。
ここでは代表的なものを紹介します。

● (1)レザージャケット(ライダース・ブルゾン)

羊革製ジャケットは、

  • 軽い

  • 柔らかい

  • 初日から着やすい

という圧倒的メリットがあります。
レザージャケット初心者には最もおすすめの素材です。

● (2)レディースバッグ

羊革は発色が良く、柔らかいため、

  • トートバッグ

  • ショルダーバッグ

  • バニティバッグ

  • ミニバッグ

などとの相性が抜群。

高級ブランドの定番素材でもあります。

● (3)財布・小物

羊革の財布は、

  • 軽くて携帯性がよい

  • 色が美しい

  • 触り心地が優しい

という特徴があります。

ただし角スレには注意が必要です。

● (4)グローブ(手袋)

羊革手袋は大人気。
薄くても暖かいので、防寒性とファッション性を兼ね備えています。

● (5)靴・ブーツ・ムートン

ムートンブーツは羊革の代表例。
保温性が高く、冬の最強アイテムです。

■ 7. 羊革を長持ちさせる手入れ方法

羊革は扱いやすい革ですが、適切なケアをすればさらに寿命が伸びます。

● (1)防水スプレーは必須

水シミ対策として、使用前に必ず防水スプレーをかけましょう。
雨の日に特に効果を発揮します。

● (2)保湿クリームで乾燥を防ぐ

羊革は乾燥すると硬くなるので、月1回ほどの保湿が有効です。

  • 革用ミルク

  • 柔らかいクリームタイプ

を薄く伸ばすだけでOK。

● (3)日陰での保管

羊革は日光に弱いため、保管は必ず

  • 日陰

  • 風通しの良い場所

で行いましょう。

● (4)バッグは詰め物をして形をキープ

柔らかい羊革は変形しやすいため、保管時に紙や布を詰めておくと型崩れを防げます。

■ 8. 羊革と他の革の比較

羊革の位置付けを明確にするために代表的な革と比較してみましょう。

● 牛革との比較

特性

羊革

牛革

柔らかさ

○〜△(種類次第)

軽さ

傷つきやすさ

耐久性

価格

やや高い

手頃〜高級

発色

総合すると
軽くて柔らかい → 羊革、
タフさ → 牛革
という棲み分けになります。

● ● 豚革との比較

特性

羊革

豚革

軽さ

柔らかさ

通気性

強度

価格

高い

安い

豚革は実用性、羊革は高級感という違いがあります。

■ 9. 羊革は初心者にも“革好き”にも最適な万能素材

羊革は、

  • 柔らかい

  • 軽い

  • 高級感がある

  • 初日から馴染む

  • 発色が良い

という特徴から、多くのユーザーに向いています。

一方で、

  • 傷つきやすい

  • 水に弱い

  • 価格が高い

といった弱点もありますが、これらはケアや使い方で十分カバーできます。

特に最近は表面加工の進化により耐久性も向上しており、今後さらに注目される素材であることは間違いありません。

男女革ジャン

■ まとめ:羊革は“軽くて上品で馴染みやすい”最高に使いやすい革

羊革は一度使えば「こんなに軽くて柔らかいのか」と驚かされます。
そのしなやかさ、発色の良さ、手に吸い付くような質感は他の革では代えがたい魅力があります。

  • レザージャケット

  • バッグ

  • 財布

  • 手袋

  • 小物

どのカテゴリでも高い満足度を得られる素材です。

耐久性や水への弱さはあるものの、現代の加工技術や適切なケアで十分に補えます。

「上品で使いやすい革製品が欲しい」
「軽さと柔らかさを重視したい」
「初日から快適に使える革がいい」

そんなあなたには、羊革はまさに“ベストチョイス”です。

 

店舗情報:革のことなら何でも!

革研究所 札幌店

住所:札幌市北区北34条西3丁目1-7北34条ビル1F

電話番号:011-600-6858

営業時間:平日10~19時

修理対応エリア:北海道 札幌市全域エリア

革研究所HP:https://sapporo-kawa-kenkyujyo.com/

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代表者 城台 悦史
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TEL 011-600-6858

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